加工現場では色々な工具が使われていますが
その場のシーンにおいて、適材適所で最適な工具を選択する必要が出てきます。
今回はいくつかの例を ご紹介して行こうかと思います。


ハイスドリル

まず初めにドリルの例を見ていきます。
ドリルは種類が沢山ありますので今回は汎用的なドリルビットを例にします。

このドリルで金属に穴を空けるには何も問題ないですが、樹脂に穴あけ加工すると欠けたり割れる可能性が高まります。
他にもドリルが回転する摩擦熱で樹脂が溶ける事もあります。

研磨

そこでドリルを研磨して最適な刃物に形状変更していきます。
写真の右がノーマルで左が研磨後。

こうする事で割れや欠けを防ぎ、樹脂が溶ける事なく加工が容易になります。
樹脂・金属など素材の違いに応じて道具や工具を選定する事が大切になってきます。


旋盤で使うバイト

次のお題は旋盤加工機

皆さんは旋盤の刃物の名前って知っていますでしょうか?
答えは『バイト』と言います。

バイトは形状や用途に応じて使い分けするのですが、旋盤を購入時に付いていたバイトがどうもしっくりこない。。。

製作したバイト

そんな訳でバイトを作っちゃいました。

先程のドリルの話は既製品にひと手間加えて使い勝手をより良くするお話をして来ましたが、場合によっては専用品を作ることがあります。

~日常的に使用しているので汚れているのは、ご愛嬌~


おまけ

加工現場や工場で利用されている とあるツールが家庭でも活躍する事をご存知ですか?それはパーツクリーナーです。

車やバイク好きな方でしたら使った事があるかもしれませんね。

色々なメーカーのクリーナーがありますがエタノール系の速乾性をお勧めします。

さて、いったい何に使うのか。。。? 家庭のどこかに潜んでいる憎きアイツを駆除するのに使えるのです。そうゴキ○リです。殺虫剤より即効性が高く確実に仕留められます。
他にはムカデにも効果アリ。
パーツクリーナーは殺虫剤のような独特なニオイも無いですしベタベタ感もありません。価格も300円程度で殺虫剤よりも大容量でコスパ良し。
ですが床や壁紙に付くとシミの原因やワックスにダメージを与える事があります。引火性もあるので、火気厳禁です!!

害虫駆除以外にも シール・ステッカー剥がしにも使用できます。

ただし本来の使用用途では無いので使用する際は自己責任でお願いします。当サイトでは責任を負いませんのであしからず。

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